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続きです。

とりあえず目的の滝を間近で見られたのでマイナスイオン的な何かを浴びながら駐車場に徒歩で戻る。滝以外に何も無いから距離感が狂ってしまうけれど車まで30分ぐらいは歩いた。途中で入場無料の植物園で休憩して自販機で炭酸を買ったらお釣りにアメリカ側の25セント玉が出てきた。適当すぎるよなぁ。車に戻るとすぐに次の目的地 Niagara On The Lake というかわいらしい感じの田舎町で観光名所になっているところを目指した。

名前の響きからすると、滝のすぐ側にあるんじゃないかって感じだけど、Niagara On The Lake までは車で30分以上かかる。頼りない地図しかないけれど、とりあえず湖の周りを走れば間違いないだろうということで、ずっと湖を右手に見ながらくねくね道を走った。道中、とてつもなく巨大なダムとものすごい量の送電線があった。水力発電の現場だろうね。とにかくダムの大きさには驚いた。人間が建てたものとは思えないぐらい巨大。沖縄の小さなダムしか見たことないから度肝を抜かれたよ。ダムを過ぎたあたりから左手には一面のブドウ畑とワイナリーの看板が出てる。この辺はアイスワインの産地で有名。花をつけているブドウの木もあった。対向車線から黄色いスクールバスが来てワイン農場の前で止まった。カナダではスクールバスが停車して乗り降りしている間は、対向車線にいる車もも一時停止しなければならない。夫が前もって知らなかったら違反していたであろう独特の交通ルールだ。

Niagara On The Lakeの入り口付近まで30分ぐらい車を走らせていたのだけど、時刻は午後3時をまわっていた。暗くなる前にハイウェイに乗ってトロント市内へ帰りたかったのでNiagara On The Lake観光は諦め、途中で見つけたトロントまでのハイウェイQEW(Queen Elizabeth Way) の案内にしたがってトロントへ戻ることにした。ナイアガラをじっくり観光するのはまたいつかということで!

帰り道は夕時ということもあって混んでいたので早めに切り上げて良かった。運転手の夫は寝不足と渋滞でグロッキー状態だった。コンビニで栄養ドリンクたくさん買っておけば良かった・・・。
トロント市内へと戻ってきても、レンタカー屋付近でなかなかガソリンスタンドが見当たらない。しかもほとんどが一方通行の道なのでナビ無し初心者にとってガソリンを満タンにして返すというのはかなりの要求だった。結局、街中をぐるぐる走って、ガソリンを入れて車を返すのに1時間くらいかかった。ガソリンの値段は東京とそれほど変わらない感じだった。

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長時間ドライブの後だったけれど、地下鉄で一度ホテルに戻った後にまだまだ我が家の観光は続いた。

行き先はCNタワー!高いところに興味は無いけれど、トロント島からも、ナイアガラから帰る途中のQEWからも見えたCNタワーに、いつの間にか愛着が沸いていたからだ。東京タワーやエッフェル塔がみんなから愛されているのと同じだ。今までなんとなく視界に入っていたものに近づくことができるというだけで、嬉しくなっていた。トロントに到着して初日か翌日にCNタワーにのぼっていたら、この感動は無かっただろう。本当は夕暮れ頃に行きたかったんだけど着いた頃にはほとんど日が暮れていた。

ユニオン駅からスカイウォークをとことこ歩いてCNタワーへ。
ふもとから上を見上げると気持ち悪いぐらい首が痛い。馬鹿みたいに高い。隣にあるRogers Centreっていうスタジアムもバカでっかい。ナイアガラでダムを見たときも驚いたけれど、カナダの建築レベルは高いだろうね。そりゃ安全性や耐震性は日本が一番だろうけれど、でかさとデザインではカナダもなかなかだと思った。

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CNタワー内部は営業時間が終わりに近づいていたので客は少なかった。高速エレベーターでイッキに何百メートルか上がっていく。途中でエレベーターの床がシースルーになった。同乗していたフランス語をしゃべっていた高校生ぐらいの女の子が、興奮したのか怖くなったのか、笑いが止まらなくなっていてやばかった。私も停止階に着くまで一緒に目を合わせながら笑っていたんだけどね。エレベーターボーイのお兄さんがフランス語訛りの英語で、何を言っているのかあまり聞き取れなかったのが残念だ。

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タワーの上から夕暮れを見た。おとなしい夜景。展望フロアは風が強かった。最大の目玉はグラスフロアと呼ばれる、床がガラスで下まで透けて見えるところ。さっきのエレベーターで下が見えた時はまだ平気だったんだけど、グラスフロアは怖すぎるよ。観光客は、その上で寝そべったりドンドン跳んだりしてスリルを味わっていた。子どもたちは想像力がまだ未熟なのかグラスフロアが平気だったが、私としては子どもがそんなところに立っているのも恐ろしかった。暗くなってしまっていたのでグラスフロアでフラッシュが反射してしまい面白い写真が撮れなかったのが残念だ。

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閉まる時間が近づいていたので、地上へのエレベーターへ乗るのに待ちの行列ができていた。

CNタワーの1階にはなかなか立派なお土産屋さんがある。今回は満足に眺める時間も無かったけれど、ここはオススメだと思う。

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タクシーへ乗ってホテルへ戻るが、まだまだまっすぐ帰らないんだな!
ホテルの近くにあるレストランで、トロントへきて初めて家族水入らずのsit-down dinnerをとることにした。sit-down dinnerってなんだよってことなんだけど、チップの発生するようなちゃんとしたレストランのことね。今までは友達と食事に行ったり、テイクアウトやファーストフードで済ませていた。トロントは消費税も15%ぐらいあるし、サービス料としてチップも15%ぐらいなので、メニューに出ている値段に3割上乗せした金額を実際に払わないといけない。あっちでは普通のことかもしれないけれど、習慣としてないからここぞという日まではケチっていました。

メインは、カナダに行ったら食べたいなーと思っていたロブスターとステーキを注文。

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味は普通だったしロブスターを剥くのがかなりめんどくさかったけれど、この長い一日のことやトロントについての感想などを家族で語ることができて楽しいディナーになった。キャンドルの灯りで食卓を囲むといつもと違う雰囲気になる。自宅で食べるご飯やセルフサービスのところと違って、私も会話に集中できて幸せだった。食の細い長女が、赤身のステーキをおいしいと言ってたくさん食べていたことに驚いた。次のお誕生日にはステーキハウスに連れて行ってあげようかな。