まだ時差ぼけ中。あまり元気はないけれど良い天気を逃すのはもったいないのでトロント島へのピクニックをこの日に決行する。トロント島はオンタリオ湖に浮かぶ島で、ダウンタウンからフェリーでわずか10分という距離しか離れていないのに、自然が保護されているとても美しい場所で、私にとって今回の滞在では外せない場所だった。

ホテルから30分かけてハーバーフロントにあるフェリー乗り場まで歩く。Bay Streetを黙々と南へと歩き、金融街を突っ切る。後々気がついたんだけど、トロントは地下街が発達しているので通勤する人々はほとんど地下コースを歩いているんだと思う。金融街には美しく立派な建物が多いんだけど、震災の後ということもあったし、これは地震がきたらひどいことになるなぁ・・・という感想しか出てこない自分が情けなかった。

RIMG1375

RIMG1377

RIMG1381

フェリー乗り場までの案内は見当たらず、なんとなくハーバーフロントへ行って人の群がるゲートでお金を払ったらそこがフェリー乗り場だった。未確認でもなんとかなるね。
トロント島までのフェリー料金は往復で大人6ドル、子ども3ドル。なにもかも高いトロントでフェリーの料金は6ドルは手頃に感じた。天気が良いので自転車を持って乗り込む親子連れが多い。楽しそうだ。トロントではよく10歳くらいの子どもと親のタンデム乗り自転車をみかける。

RIMG1387

RIMG1390

RIMG1388

フェリーは30分おきに運行している。行き先が3つの港に分かれるんだけど、地図とにらめっこして、観光用アトラクションの多い “Centre” を選んだ。

オンタリオ湖はなんともいえないきれいな色!!風が強いのに海と違って静かな波だ。目に入ってくる景色の全てがとても気持ちがいい。水彩画のような色合いの景色。カナダ人に温厚な性格の人が多いのは、こんな景色が近くにあるからじゃないのかなぁ。

RIMG1396

RIMG1405

島に上陸すると、ベンチやブランコ、BBQグリルがたくさん設置されているのに驚く。夏場はそれでも数が足りないかもしれないけれど。レジャーシートを持っていかなかったのが着くまで不安だったけれど、座る場所は十分にあったし芝生も青々としてきれいだった。

RIMG1414

RIMG1415

白鳥やガチョウ、名前がわからない鳥もたくさんいる。野生の白鳥を見るのが初めてだったので感動してうっかり近づいて観察していたんだけど、夫が「あいつらは人間の腕くらい簡単に折る」とか言うので急に恐ろしくなった・・・。ここの白鳥は人間慣れしているのかゆったりと浮かんでるだけだったけどね。

RIMG1417

RIMG1420

RIMG1412

島の中は何もかも高いというアドバイスを事前にもらっていたで、コンビニで買った全粒粉食パンとボローニャハム、KRAFTのスライスチーズでサンドイッチを作って持って行く。制作時間5分未満だし、大した材料でもないのに家族に評判が良かった。外で食べたら普通のサンドイッチも100倍美味しくなるよね〜。
他にも、ホテルの近くのセブンイレブンで当日の朝仕入れた飲み物やポテトチップスなども現地で買うとボラれるのでわざわざ持って行って良かった。
長女はリュックサックにお絵描きセットを入れておいたので、せっせと一人だけ離れたベンチに座ってお絵描きもしていた。

RIMG1427

RIMG1423

夏場は湖水浴のできるゾーンもあった。砂は天然なのか人口なのかわからないけれど、とても粒が細かくて裸足で歩くと気持ちが良さそうだった。展望広場では向こう岸が見えないためにオンタリオ湖のスケールのでかさを改めて感じた。観光地によくある「○○まで何km」という標識がたっていたんだけど、北極が意外と近いので笑った。

RIMG1437

RIMG1441

RIMG1444

島のレンタサイクルも体験してみた。夫はボートレンタルのほうにいきたがっていたけれど話しのネタに4人乗り自転車を借りた。この自転車、めっちゃくちゃ疲れる。前のカゴに乗っていた次女はどんどん風に体温を持って行かれて冷たくなっていくし、なんともいえないまぬけな体験をした。

RIMG1452

RIMG1458

くたくたになったので自転車を早めに返したあとは遊具のある場所で子どもたちを思い切り遊ばせる。長女はここで”Come on!”と”What’s your name?”を遊びの中から覚える。まったく子どもは言葉を覚えるのが早くて嫉妬する。長女は英語が全然わからないのに日本語で「じゃあ、一人ずつ順番こにやろうね!」とリーダーシップを発揮して輪に入れてもらっていた。周りの子も日本語に全く動じず一緒に遊んでくれて良かった。次女のほうはいつものように一人で遊具に取り組んで上手に遊んでいた。

RIMG1467

RIMG1471

トロント島には小さな遊園地もあったのだけど、開園が5月からだったのでまだ営業していなかった。

だいたい島の雰囲気を堪能したので午後3時半頃のフェリーで帰った。家族で過ごすにはとてもいい場所だった。東京から船で10分の距離に、こんなに美しい自然の場所はないのでトロントニアンが羨ましい。島から見えるトロント中心部もミニチュアみたいでかわいいと思った。

RIMG1482

帰り道、全員が遊び疲れてへろへろで30分間歩くのは無理な感じだったのでタクシーを拾ってホテルまで。チップ混みで10ドルだった。タクシードライバーはカリブ海系のおっさんで、私たちが乗車中よくわからない言語でずっと携帯で話していた。

そういえばトロント島にはリスはいなかったな。