金曜にヒトリで友だちの家にお泊まりに行ってきた。ヒトリで夜遊びがもう何年ぶりか思い出せないくらい久しぶりだった。

どうして子持ち専業主婦がヒトリで遊びに行けたかというあたりの経緯から。
夫の友人がクリスマス休暇に里帰りする予定で、同じ時期に引越しもする予定なんだけど、ギリギリ新居が決まらないのでうちの夫が一晩の寝床をオファーするということになったらしい。で、我が家は普段4人で暮らす分にも狭い感じなので、私が夫の友人と入れ替わりに友だちの家に泊まりに行こうかなと軽い気持ちで言ったらそのアイディアが採用された。それで、「一晩だけでいいので泊めてくれー」と数週間前に親友のNちゃんにメールしたら色々と調整していてくれて、もう一人の親友のSinco邸の鍋パーティーにお呼ばれすることになった!!産後初の忘年会になるわ〜、と数日前から浮かれてたよ。

が、お泊まりの前日に実家から電話があり、内容も「(父が)明日、日帰り出張だからそっち寄る。よろしく。」みたいな感じで、家の掃除も最近は満足にできてないし、父に会う時間を裂けるのかパニックしたけれどとりあえず、
「明日の夜はNちゃんとSincoに会いに行くから、サーターアンダギーを手みやげにもってきてください!」
とお願いしたら、ちゃんと安室のアンダギーを2袋買ってきてくれた。

当日、いつも通り幼稚園の送り迎えをして、日曜の準備・買い出しなども少々こなしつつ、なんとか父と2時間ぐらい会う時間が作れた。いつも思うことなんだけど、今の家から羽田が近くて良かった〜。少し頑張れば孫の顔を見せられるからね。
父はもう年明けの出張まで会えないからと、娘たちのクリスマス&誕生日プレゼント代などを私に預けてくれた。娘たちも喜ぶし、私も嬉しかった。

父と会って嬉しいテンションのまま、定時に帰ってきてくれた夫に娘たちを預けて私は友人宅へ向かう。

ちなみに娘と夫たちは私のいない間どうやって過ごしていたかというと、件の夫の友人の新居契約が予想外に順調にいってしまったらしく、なんと我が家から500mほどしか離れていない場所に引越しも完了してしまったので、夫は2人を連れて一人暮らしのワンルームに押し掛けたらしい。40インチのTVでみんなで塊魂などをして遊んだらしい。楽しそうに過ごしていて良かった。

私は最寄り駅からSinco宅へ向かうのに、ばっちりラッシュに巻き込まれた。
京王井の頭線、渋谷で乗換えたからベストな位置に座れたんだけど、前・右・左の三面から圧力を受けて死ぬかと思った。ラッシュ怖い。しかも、私は慣れてないから人にぶつかる度に小声で反射的に「スイマセン」とか言っちゃって、周りにじろじろ見られて死にたかった。あれ、黙って乗るものなのね。
東京の西側ってやっぱり怖い、渋谷怖い、こんな生活一週間も続けられない、と思いながら初めての街をSinco宅に向かってテクテク歩く。お寺も近くにあったし、商店街もうちの近所と違って道幅が広く人の気配がある。Sinco家は駅からちょっと離れたところにあったんだけど、このくらい離れていたほうが住みやすいよなぁって思いながら歩いていた。

Sincoの家に着くとSincoの参加してるバンドのメンバーの約半分とNちゃんが先についてて、鍋もほとんど出来あがっていた。バンドリーダーには卒業して以来10年ぶりに会ったんだけど、なんか10年前よりよくしゃべるおっさんになってた。リーダーの話に適当に相づちを入れながら、ソファに座ってまったりのんびり。なんか10代の頃と変わらない感覚がよみがえってきた。Sincoありがとう。私は8人も家に呼ぶなんて勇気がないから尊敬&感謝!バンドメンバーのうち2人は初対面だったけれど、2人ともなかなか面白そうな人たちだった。なんか上手くやっているようだったので部外者の私も嬉しくなった。人の家のiTunesをリーダーが勝手にいじったり、ギターがうまい人たちが即興で弾き語り的なことをやったり、Sincoの旦那が発売日に買ってきたガンダム無双に見入ったり、とにかく楽しくて、ただ集まるだけでこんなに楽しい時が過ごせるってすごいなーと思いながら私はただただ座って飲んでリーダーの話を聞いてあげたのだった。(さすがに、『○○メグと俺』は長そうなので遠慮しといたけどね。)

でも、Sinco邸では楽しいことだけじゃなく、ショッキングなニュースを聞いてしまった。Nちゃんが来月沖縄に帰るんだって。聞いたばかりの時は、私も娘たちも夫もNちゃんのことが大好きなので、ちょっと遊びたい時や顔がみたい時に気楽に行き来のできる距離じゃなくなると考えただけで動揺してしまった。でもじわじわと事実を受け止めてから考えると、これからはもっと帰省が楽しみになるし(今は帰ってもゆかびくらいしか会えないからね)、Nちゃんとは今までもなかなか会えない距離にいたこともあるし、12で出会ってから続く関係性は薄れたこともないから根拠はないけれどきっと大丈夫。これだけ関係が続くと、私にとって友だちというのは家族と同じです。私と同じようにSincoもNちゃんの引越しについて色々考えていると思うけれど、Nちゃんが東京にいるもう少しだけの間、私たちは楽しく過ごせたらいいなと思う。

そんな訳で、終電に間に合わせてNちゃんとSincoの家を後にした。来たときと違う駅を使うことになったので、景色が色々と変わってまた楽しい。夜だから歩いている人もあまりいないし、あまり東京っぽくないなと思いながら歩いた。終電は忘年会シーズンの金曜ということで酒臭かった。酔っぱらいが開かない方のドアの前に立ち、別の酔っぱらい連中が10人くらいその後ろにぞろぞろ並びはじめたところ、私たちは普通に開いている側のドアから降りて目的地ホームに一番乗りした。私の肝機能低下を心配してくれたNちゃんと駅は全て階段を使った。東京にきて全く階段を使わない私は、えー!って思ったけれど酒の力もあったせいかけっこうイケた。

Nちゃんの家は一人暮らしにはもったいないほどの閑静な住宅街にあった。アパートも新築で設備も間取りも充実してるの。かなり羨ましかったねぇ。Nちゃんの家は、ビーバス&バッドヘッドグッズで溢れながらも、センス良くまとめられてて家電類も充実したお部屋だった。ちょっと引っ越すのもったいないと思っちゃうくらいだよ。そしてお互い寝ようぜーって言いながらも3時間くらい話込んでしまって、思春期の頃とそう変わらない語りなんだけど、やはりお互い思春期よりは成長があったのでそれなりの見解も出せるようになってきて、キャッチボールのテンポは変わらないんだけど投げているボールの質は良くなったって感じか。ハンドボールでいうと10代の頃は赤土と松やにのこびりついた黄色いトレーニングボールを一生懸命とにかく数を投げまくっていたけれど、アラサーにもなると室内用のおろしたて試合球を丁寧に投げるのだ。

私はRedBullでおかしくなっていたので2時間しか眠れず、家が心配だったので午前中にNちゃんの家を後にした。色々心配してくれたけれど、日曜にまた会う約束があったので、大丈夫よ〜と言って帰った。Nちゃんの家の最寄り駅は朝もさわやかな環境だった。制服の女子高生が寒そうに生足を晒していたり、大江戸線はラッシュかと思うほどスーツの方々で溢れていたり。新宿でほとんどみんないなくなっていたけれどね。土曜出社おつかれさまです。そして私は地下鉄に長時間閉じ込められて少し気分が悪くなっていたけれど、RedBullのせいで眠れなかった。大門で京急線に乗り換える時も階段を歩いた。エレベーターと違って階段は周りに人がいないから好きなペースで歩けるのが嬉しい。運良く電車がすぐ来た。三田あたりでもしかして私は閉所恐怖症なんじゃないかと思うほど精神が崩れはじめていたのだけど、泉岳寺から品川に上がってきたときに朝日が社内に爽やかに差し込んで、窓の外には品川のビル群と新幹線や他のJR線が行き来しているのを見て、なんとか生きて帰れそうだと思った。東京で太陽の偉大さ・美しさに感動したのはこれが初めてだった。

予定より早めに帰宅したら、ただいまを言っても家族のみんなは寝たままだったので私はニヤニヤして日曜のための準備に取りかかった。

B0045EPFXO ガンダム無双3
バンダイナムコゲームス 2010-12-16

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